2012年06月27日

必要悪について考える

世の中には必要悪というものがあるということをこの頃感じます。
祭りの出店でのヤクザの役割がそうであったように。
最近、東電・公務員・利権の土建業などを、既得権益を貪って私腹を肥やしているというイメージを植え付けて世間の人たちはさんざん叩いています。こう人たちが、マスコミ等でさんざん叩かれることは国民にとって爽快なことでもあります。
そこでです。東電や公務員を叩いてつぶしていけば本当に国民は幸せになるのでしょうか?納得のいかない、一部の人が利権を貪るという構図に確かに頭にきますが、こういうことは、長い間かけて、いろいろな人の利害意見を調整して、微妙なバランスの上に出来上がっていることが多いと思います。あえて言うと文化と言えなくもないと思います。
今の論調で公務員や東電をたたきつぶせば、それなりにスッキリするかもしれません。だけど、それによって受ける国民の損害はそれ以上甚大になるということはないでしょうか?
この20年間日本は、規制緩和、競争原理の導入、グローバル化の推進等が絶対的に正しいものとして進めてきましたが、結局は深いデフレにはまっていきました。
何かまちがっているのではないでしょうか?
祭りの出店にはヤクザの仕切りが必要なように、日本には、公務員、東電、土建業などの利権も必要なのではないでしょうか。少なくとも長い時間をかけて、それなりに知恵を出しながら組み立ててきた仕組みです。こういう必要悪は日本のために守るという大胆な意見を言う人がマスコミに出てくれればいいなあと思います。抵抗はあるかもしれませんが、このような意見を表明する大手マスコミがあって、反対意見があれば意見を闘わせえるという構図になってくれればいいなと思います。
ちなみに私は、東電関係者でも公務員でも建設業関係者でもありません。既得家益が全くないので、既得権益に守られている人を見ると嫉妬する人間です。
posted by hssk1101 at 23:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする